債務整理が出来る人と出来ない人がいる

債務整理といえば、申請さえすればなんでも簡単にできると思ってる人もいますが、実際はそうではありません。債務整理にはいくつかの種類がありますが、そのうち、条件によって手続ができるものとできないものがあります。これから借金整理をしたいと考えてる方は、その点を考慮しておく必要があります。まず、条件なしで手続きできるものとしては、任意整理、特定調停があります。

任意整理は、債権者と債務者が直接話し合って借金の減額を決める手続、特定調停は裁判所を通じて任意整理を行う方法ですが、これらの手続については特別な条件はありません。一方、手続を行うための条件が必要になるものもあります。それは、個人再生と自己破産です。個人再生では、一定の収入が継続してあること、また住宅ローンを除く借金総額が5000万以下であることが条件です。

収入についてはこの場合、見込み金額でも可能です。自己破産については、過去7年間において自己破産したことがないこと、また、借金した原因が浪費ではないことが条件です。このように、債務整理ができる人とできない人というのがあります。自分が行いたいと思ってる債務整理において、自分が手続を行うことができるかどうか、それを事前に確かめておく必要があります。

自分に適した債務整理の手段を考慮することに合わせて、こうした条件についても注意深く見ておきましょう。ちなみに、手続に関して何か分からないことがあったら、法律事務所無料相談を利用することでいろいろなことが分かります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です