過払い金には税金が発生するのか?
過払いで取り戻したお金については、税金がかかることはありません。過払いで回収できる金額は100万円を超えることが多く、ボーナスと考えても高額です。業者に対する返還請求が終わると、口座に高額の現金が振り込まれます。超高金利ローンを長く利用していた方ほど、多くの利息を取り戻すことができるのです。
これらの利息は、本来は支払う必要がありません。グレーゾーン金利分は無効であり、返還を受ける権利があるのです。元々は自分のお金ですから、そこに税金がかかってくることはありません。ギャンブルで儲けた利益とは根本的に異なるのです。
確定申告においても、利益として計上する必要はないわけです。グレーゾーン金利よりも低い金利で借りていた方の場合は、過払い金は1円も返還されません。利息制限法の金利設定は15.0%~20.0%となっています。借入額がいくらにせよ、20.0%を超えた金利で借りていた履歴があるならば、超過分は払いすぎています。
以前はグレーゾーン金利での貸し出しは無効でしたが、処罰の対象外でした。しかし、現在は貸金業法が改正されて処罰の対象となるため、グレーゾーン金利で貸し出しする業者はヤミ金を除いてありません。ローンの商品概要で見かける遅延損害金は20.0%の設定が多いですが、これは利息とは少し違います。期限までに返済できない場合に発生する損害金なので、通常の利息よりも高めになっています。
遅延損害金は利息に加算されて発生するため、期日までに返済をしないと一番困るのはローン利用者なのです。勝手に連帯保証人のことならこちら