過払いの和解に応じるのは馬鹿らしい

過払い金が発生していれば、それを取り戻す権利があります。全額を請求するのは当然のことだと言えるでしょう。しかし、業者側としてはできるだけ安くしたいと考えるのも自然なことで、和解を申し出てくることもあります。それに応じれば、本来受け取ることのできる金額の6割から9割くらいになることもあります。

中には半額くらいで和解するように提案してくる業者もあります。そこで納得するのかどうかと言うのは難しい問題です。これは時間とのトレードオフで考えれば良いです。過払いの請求をして最初に提示された和解案に応じれば、すぐにでもキャッシュを手にすることができるでしょう。

しかし、それに応じない場合には、再び和解案を提示してくることになります。和解案を提示するのは業者側ですから、業者側胃有利な案を提示してくるのは当然のことです。それに応じるのは非常に馬鹿らしいことです。貸金業者からお金を借りるときに、利息を少し安くしてもらったということは、多くの人はないでしょう。

期限を少し延ばしてもらったと言うことも、おそらくほとんどの人はないでしょう。期限が過ぎれば遅延損害金を請求されるというのが普通で、その結果として利息はふくれあがってしまいます。それが原因で債務整理に陥る人もいるのです。借りているときには良い対応をしてくれなかったと感じているのなら、過払いの請求をするときには徹底的にもらえるものはもらうべきで、和解に応じるのは馬鹿らしいと考えるのは自然なことです。